ジョージ5世の次男、ヨーク公は幼い頃から吃音症に悩まされていた。スピーチでまともに喋ることができず、言語矯正専門家のローグの下に通うことに。
父の死後、兄のデヴィッドが王位を継ぐが、2度の離婚歴を持つシンプソン夫人と結婚するために退位し、王位を継承することになり…
悪くはないけど、それほど良くもない。
ヨーク公とローグの信頼関係がそれほどよく表現されていたとは思えない。
また、エンディングのスピーチも第二次世界大戦の開戦のスピーチなわけだが、これから戦争になるって時にあまりにもプライベートな話だし。
映画史に残る演説の名シーンと言えばやっぱり「チャップリンの独裁者」だな。あれを見た時の熱い思いは今でも忘れられない。
コリン・ファースは難しい役を上手く演じていたとは思うが、感動させてはくれなかった。
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