2018年11月12日

ボヘミアン・ラプソディ ☆☆☆☆

今年の151本目。
QUEENファンとしては大満足の出来。
QUEENは知らなくてもロックが好きなら十分楽しめる作品である。

20世紀フォックスのオープニングファンファーレがギターバージョンで、これはブライアンに違いない。
もう、期待が膨らんでこの時点で既にうるうるしてしまった。
物語はフレディがブライアンとロジャーに出会うところから、ライブエイドでの圧巻のパフォーマンスまで。
QUEENの物語と言うよりフレディの物語である。
ザンジバルで生まれ、インドで育ち、QUEENのボーカリストとしての成功、バイセクシャルでまだ若いうちにエイズで亡くなった波乱万丈の人生だったフレディがメインになるのは当然か。
それでも、矛盾するかもしれないが、やっぱりQUEENの伝記的な映画だな。
それは、フレディがいなければQUEENは成功しなかっただろうし、またフレディだけでもあれだけの成功は収められなかっただろうから。

映画としてはフレディの苦悩を描きながらも、フィナーレのライブエイドでのパフォーマンスを最高潮に持っていく、王道と言える展開。
何度も見た映像だが、かなり忠実に再現していたと思う。
映画のタイトルは「Bohemian Rhapsody」であるが、話の内容からすると「Somebody to Love」の方が内容にあっている。
ライブエイドでは演奏されなかったし、知名度から「Bohemian Rhapsody」をタイトルにしたのかな。
映画のオープニングは「Somebody to Love」で始まるから、意識されていたとは思う。
QUEENファンとしては、いろいろな曲の誕生秘話的な話は嬉しいし、「オペラ座の夜」からの最初のシングルカットをどれにするかという件でロジャーが「I'm in Love with My Car」を馬鹿にされて怒るシーンとかにやりとさせてくれで良かったと思うが、こういったシーンは少し減らしてでも、もう少し映画後半のフレディの内面を描いたほうが映画としては万人に受け入れられるのではないかなと思う。
話の展開は実際とは違っていて、ちょっとあれって思うところもあるのだが、これはドキュメンタリーではなくて映画なのだから、盛り上げるための演出はありだと思う。

QUEENを演じた4人の役者、みんな良かったと思う。
ブライアン役はほんとそっくりだったな。
表情とかギター弾いてるシーンも本人かと思ってしまえるくらいだった。
フレディは自分的には違和感があったけど、最後の方には引き込まれて慣れるくらい熱演だったと思う。

この映画の監督は、クレジットはブライアン・シンガーなんだが、途中で首になって完成させたのは別の監督みたいだ。
いろいろあっても、これだけの出来の映画になったのは幸運だったのか。
正直、QUEENの楽曲を大音量で聞ければいいやと思って観に行ったけど、想定外のドラマだった。

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posted by D at 19:55| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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