2020年05月26日

ドッグマン ☆☆★

今年の74本目。

カンヌのコンペティション部門で上映されたイタリアの映画。
結構エグかった。

ドッグマンというのは犬のトリミングとか一時預かりしたりするショップの名前。
犬人間ではない。
この店の主が主人公なのだが、犬が好きなのはもちろんだが、気が弱くて嫌なことにもノートは言えない冴えないおじさん。
離婚してたまに会う娘と過ごす時間が楽しみという設定なのだが、イタリアではこういう普通の人間にもドラッグは身近なものなのかな。

ドラッグが主役の話ではなくて、大人のいじめみたいな話であるが、あまりにも救いがない終わり方。
もう少しすかっとさせてくれるエンディングでもいいのにと思ってしまった。

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2020年05月25日

きみと、波にのれたら ☆☆☆

今年の73本目。
面白かった。

少しファンタジーの入ったベタなラブストーリー。
少し冗長な演出に最初は退屈だったけど、途中から嵌ってしまった。
どうしてこんなベタな話に嵌ったのかと考えたら、雰囲気が80年代だからか。
調べると監督の湯浅政明は自分の一個下。
やっぱり同じ世代か。
湯浅政明の作品はこれまで「夜は短し歩けよ乙女」しか見ていなかったが、変わったアニメという印象しかなかったな。
これはかなり大衆受けを狙ったように思える。
それでも、なんだか浮かれた雰囲気は今の若者には受けないかも。

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2020年05月21日

COLD WAR あの歌、2つの心 ☆★

今年の72本目。
退屈なラブストーリーだった。

大戦後、冷戦時代のポーランド人のラブストーリー。
15年のロングスパンで描いているけど、退屈極まりなかった。
およよ〜という歌しか記憶に残らなかった。

カンヌで監督賞を取っている。
今の時代にわざわざモノクロなのだが、その意味も自分には理解不能。
カンヌとは相性はめちゃ悪い。

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2020年05月20日

ザ・マウンテン 決死のサバイバル21日間 ☆☆★

今年の71本目。
タイトル通りのサバイバルものではあるけど、少し違う側面もある。

嵐が近づく中、全てのフライトが運休になる中、結婚式を明日に控えたアレックスと翌日手術をしなければならない外科医のベンは小型機をチャーターすることに。
しかし、パイロットが発作で意識不明になり山中に不時着してしまうが…

雪山の映像が綺麗である。
こんな山に登ってみたいと思わせる映像だった。
しかし、サバイバル自体はそりゃないだろうという感じは否めない。
かなりご都合主義でもあるし。
それでも、極限からの生還という話は単純で良かったのだが、その後は余計な気がする。
そもそも、その後のための設定ではあるのだが、余計なことは考えずに単純な設定で良かったんじゃないかと思う。

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2020年05月18日

フォー・ルームス ☆☆

今年の70本目。
初見だと思って見たが、見たことがあったかもしれない。
それくらい曖昧な記憶しか残っていない映画だったということ。

4人の監督のオムニバスだが、最初の二人は知らない。
第3話がローバート・ロドリゲスでまあまあ。
第4話はタランティーノだがいまいち。
全体で見るとおバカなコメディだが、豪華キャストな割には退屈だった。



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2020年05月17日

パルプ・フィクション ☆☆☆☆

今年の69本目。
3度目の鑑賞。
面白いものは何度目でも面白い。

タランティーノは監督2作目でこれを撮ってしまったわけで、これを超えるものを撮らなければというプレッシャーは無いのかな。
これを超えるものはなかなか撮ることは難しいとは思うが。

ヤクの売人がエリック・ストルツだということに気がついた。
「恋しくて」以外ではほとんど記憶にないけど。

ブッチ役は当初マット・ディロンにオファーが行っていたとのこと。
早く決断していればよかったのに、迷っている間にブルース・ウイルスが熱望して決まったみたい。
ブルース・ウイルスで良かったとは思うが。

ユマ・サーマンはタランティーノが熱望して口説き落としたとのこと。
電話して脚本を読んだとか。

この辺の薀蓄は斎藤工と板谷由夏がWOWOWで言っていました。

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長いお別れ ☆☆★

今年の68本目。
面白かった。

元校長先生のお父さんが認知症になり、徐々に何もわからなくなっていくお話。
家族構成は妻との二人暮らし。
長女は結婚して息子が1人、アメリカ在住。
次女は独身で自分の店を持つことが夢の料理人で、近くに住んでいる。

少しコミカルに比較的淡々と描いている。
特別大きな事件があるわけではないだけに、少し身近に感じる。
しかし、認知症というのは大変だな。
いっそぽっくり逝ってくれた方がとか思ってしまう。
英語では認知症のことをLONG GOODBYEというらしい。
症状が始まってから徐々に記憶がなくなって長い時間をかけてお別れになるから。


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2020年05月13日

終わった人 ☆☆★

今年の67本目。
ちょっと変な映画。

東大卒で大手銀行に就職するも出世競争に敗れて関係会社に出向し、定年を迎えた男のそれからを描いている。
経歴だけで運良くIT企業の顧問になり、社長をやる羽目になってしまうのだが、舘ひろし演じるこの田代壮介というのが、ちょっと人がいいだけで、能力がありそうには全然見えない。
もう少し仕事はできる感じに描いたほうが良かったんじゃないか。
映画全体として何を言いたいのかよく分からないけど、嫁の黒木瞳が結構辛辣で、それでも本当はお互い信頼してるみたいな感じは正直良く分からない。
長い間夫婦生活を続けてきたものにしか分からないものがあるんだろうな。

広末は相変わらず可愛い。
それだけで、★おまけした感じ。

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2020年05月12日

アルキメデスの大戦 ☆☆

今年の66本目。
退屈ではなかったという程度か。
最初の大和のシーンは迫力満点だった。

戦艦大和の建造計画に対し空母を建造したい側が大和の見積もりが少なすぎることを暴こうと数学の天才を引き込んで、なにもない中から大和の建造費見積もりをするというお話。

建造費の見積もりは数学の天才と言うより、経産が速いレベルの話で少し違和感があった。
最終的には関数を導き出して数学っぽくはなるのだが、それでも鉄の使用量だけで見積もりができる関数とかなんだかなと思ってしまう。
いつ作られたかによって、物価の変動や人件費の変動もあるだろうし。

原作が三田紀房の漫画と知って、なるほどと思った。
確かに彼らしい作品だな。

キャスティングが気になってしまった。
小林克也とか笑福亭鶴瓶は場違いに感じた。
浜辺美波もいまいち華がない。
菅田将暉と柄本佑は頑張っていたな。


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2020年05月10日

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ☆★

今年の65本目。
退屈だった。

実際にあったシャロン・テート事件をネタにしているわけだが、とにかく長いし退屈。
これを30分くらいの短編にまとめてくれるなら、さすがはタランティーノと言えないこともないが。

スティーブ・マックイーンを演じていたダミアン・ルイスって雰囲気は出ていた。
「大脱走」のマックイーン登場の名場面を合成でデカプリオが演じているシーンがあるのだが、当時ずっと若かったはずのマックイーンの存在感の大きさを改めて感じた。
デカプリオが元々童顔ではあるのだが。

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パンク侍、斬られて候 ☆★

今年の64本目。
つまらなかった。

邦画とすればかなりの豪華キャストではあると思うが、ここまでおバカな映画を作れるものなのか。
「翔んで埼玉」とかも同じような感覚なのだと思うが、そこまで金かけてやることじゃないんじゃないのと思ってしまう。
漫画でやっていればいいと思うので原作は漫画なのかと思ったら、小説なんだな。
宮藤官九郎の脚本とは最近相性が悪い気がするな。

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日日是好日 ☆☆★

今年の63本目。
なんだかホッとする映画。

二十歳の若い娘がお茶を始めて、40歳くらいになるまでを描いている。
映画にするほど特別なことがあるわけではないが、日常を淡々と描いている。
お茶という、落ち着いた、形式を重視するものを背景においているからちょっとした事件が浮き上がって見えるんだろうな。

黒木華と多部未華子が二十歳の設定で映画は始まるのだが、流石に三十路女性が二十歳を演じるのは違和感があって、見た目の化粧とかも違和感があって、どうしてこんなキャスティングにしたんだろうと思ってたけど、結局、40歳まで演じたわけで、それなら仕方がないかとは思った。
特殊メイクはなくて普通の化粧だけで二十歳から40歳まで演じた黒木華は頑張ったなと思う。
でも、やっぱり実年齢に近い頃が自然で綺麗に見えたかな。
樹木希林は60代から80代くらいを演じたことになるのか。
最初も最後も全く変わってはいないが、違和感はなかったかな。
多部未華子も良かったし、この映画はキャスティング間違ってたらもっと退屈だっただろうな。

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2020年05月08日

いつか晴れた日に ☆★

今年の62本目。
25年前の映画だが、なんだかなという感想。
25年前に見ていたらまた印象が違うのか。
一般の評価が高いのにはちょっと驚く。

19世紀くらいのイギリス上流階級の恋愛ものというか家族ものというか。
腹違いの兄弟に遺産をすべて奪われて、屋敷を追い出された母と3人娘なのだが、追い出されたとは言え別荘みたいなところに住んで全然可愛そうには見えない。
そういう環境の中での恋愛話で、上流階級の人間ばかり出てくるから、少女漫画ファンでもなければ感情移入もクソもない気がする。
次女の話はまあ、それなりではあるけど、長女の話のオチはそりゃないでしょって感じ。


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2020年05月07日

ファントム・スレッド ☆☆★

今年の61本目。
かなりマニアックな映画。

王室のドレスも手掛けるオートクチュールの仕立て屋のレイノルズ・ウッドコックは何かを極めた者にありがちなかなり偏屈な性格。
そんな男がいきなりウエイトレスをナンパして同棲するのもなんだかなと思ってみていたが、最初はかなり退屈。
毎日決まったルーチンをこなさないといらいらして、ちょっとしたことに苛立つような人間は同棲とか結婚とかしなければいいと思うが。

終盤、結構意外な展開になる。
解釈が難しいのだが、この変人の恋愛が変態の恋愛になるというイメージか。
この偏屈親父と付き合うことができる若い女性というのも、普通の神経の持ち主では無理だということかな。

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2020年05月04日

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ ☆★

今年の60本目。
退屈だった。
これまでのハリウッドのゴジラにそれほど悪いイメージは無かったが、これはちょっとどんなんだという感じ。
自分の感性が変わったのか。

ゴジラがデブでかっこよくない。
その他の怪獣たちはけっこうかっこいい。

人間たちのメンタリティがおかしい。
人間こそが地球にとってのウイルスで駆除されるべきみたいな考えは今の環境活動家のなかに近い考えもあるだろうが、古臭い。
自らの命を懸けて帰れないと分かってゴジラのもとに向かう男に、それを見送る人たちって今どき感がめちゃ強かった。

こういう怪獣映画ってもっとB級感溢れる作りの方がいいように思うが、この映画はA級を狙っているのにB級になってしまっている感じがするのだが。

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